先日のブログで報告しましたように、先日掲載された論文作成指導をさせていただきました。
共著者の大木さんから、感想をいただきましたので掲載します。
大木さんは30代の会社員の方です。
大人になっても新しいことを学んで、これまでもやってこられた昆虫採集をさらに楽しむためにも、論文を発表される姿勢がすごいですね!
大木さんは論文を書くのは初めて(論文を読んだこともほとんどない)の状態からスタートしました。
最初は、どのソフト(アプリ)で原稿を書くのか、こういう発見が論文になるのか、何をどう書けばいいのか、どういう情報をどこで集めなければならないのか、
など分からないことがたくさんありましたが、
私と一緒に少しずつ着実にクリアして、今回の報告にまとめられました。
私が一番嬉しかったのは、大木さんが研究は楽しいことを体験して知ってくださったことです。
そして、研究を続けたいと思ってくださったことです。
大木さんは頻繁にフィールドに行かれているので、これからもっと鋭い観察眼で昆虫を観察されることでしょう。
その結果として、謎が多い昆虫の生態がどんどん明らかになっていくことを期待しています。
また私の力が必要な時には、是非頼っていただければと思います。
昆虫や動物を観察していて、不思議なことや、これって新しい発見かも、と思うことがあれば、一度ご相談ください。
遠方で直接会えない方でも大丈夫です。
大木さんのようにメールやインターネットだけでも、研究指導は可能です。
生物には謎がまだまだいっぱいです。むしろわかっていることのほうが少ないのです。
あなたの謎解きのお手伝いができるかもしれません。