先日、月刊むしに掲載された外来バッタChondracris roseaの報告について、毎日新聞のネットニュースに掲載されました。

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このバッタを発見した生徒さんたちが通う、六甲アイランド高校で取材を受けました。

取材を受ける生徒さんたち。嬉しそうに取材に答える生徒さんたちの姿が印象的でした。

取材を受けた生徒さんたちは、これをきっかけに、外来種についても興味を持ったようで、どういう問題があるのか、自分たちができることは何かを考え始めていました。

今後の活動について、3年生から2年生に引き継がれ、しっかりと答えていましたので、もし他の個体が入ってきていたり、産卵していれば、彼らが再び見つけてくれることでしょう。

今回見つかった六甲アイランド以外でも見つかる可能性があるため、より多くの市民に着目され、少しでも早く対応が取れることを願っています。

このバッタと新型コロナから学べることは、本来いない生物(厳密にはウイルスは生物ではありませんが)は持ち込まない、入れないこと、つまり水際対策が一番大事で、少ないうちに対処できれば被害を最小限にできるということです。

外来種の専門家にとっては当たり前のことですが、こういうきっかけでより深く今のコロナ禍のことを理解してくれたと思います。