研究や大学受験(総合型選抜・学校推薦型選抜)では文献を調べることが必須です。
今回は主に日本語の文献の調べ方をお伝えします。
1. 図書館を活用
まずは、図書館を有効活用する方法です。
一番わかり易いのは、近くの図書館で調べてもらうことです。
調べ方がわからなければ、調べ方も教えてもらえます。もちろん無料です。
2.インターネットを活用
次にインターネットを使った文献の調べ方です。
論文や本のタイトルがわかっている場合や、キーワードで検索するときにはGoogle scholarやGoogleブックスでまず調べてみると良いですね。
あらゆる文献(雑誌も含む)は、全国の図書館にあります。
国内で発行されたものであれば、よほど古いものでない限り、国会図書館にはあるはずです。
↓に調べられるサイトの一覧があります。
https://www.tfu.ac.jp/libr/z-kokunaisyozou.html
中でも、一番上の
CiNiiがおすすめです。
http://ci.nii.ac.jp/books/
それ以外ですと、カーリルが有名です。(本のみ)
https://calil.jp/
CiNiiで雑誌名を調べると、どの号をどの図書館が所蔵しているかがわかります。
それがわかれば、お近くの図書館から申し込めばコピーを送ってもらえます(有料)。
もちろん、近くの図書館が所蔵していれば、直接足を運んで閲覧することもできます。
大学の図書館でも、基本的には利用できます。ただ、今の御時世と、大学によって外部の人を受け付けていないところもあるかもしれませんので、事前に確認してから行くことをおすすめします。
詳しい手順は図書館によって異なりますので、カウンターで聞いてみると良いです。
3.著者から直接入手する
最後に研究者から直接もらう方法があります。
ResearchGateという研究者が論文などを公開、登録しているサイトが見つかります。このResearchGateのトップページから、著者名や論文名、キーワードなどで調べて、論文が公開されていないか調べてみましょう。公開されていない場合でも、メッセージを送って論文を読みたいことを伝えると、送ってもらえることがあります。ただし、研究者は多忙を極めていますし、いろいろな事情があってあえて公開していない場合があるので、丁寧なメッセージを送るなど相手への配慮を忘れないようにしましょう。
Googleから「著者名 ResearchGate」のように検索する方法もあります。
他に似たようなサイトにresearchmapというのもあります。使い方はResearchgateと同様です。
まとめ
意外と図書館を活用したことがある人は多いのではないでしょうか。図書館は本などを貸してくれるだけでなく、文献を探したり取り寄せてくれたりするのも業務としてやっているので、近くの図書館や大学の図書館を利用してみましょう。
受験生の場合は特に、大学の図書館を利用することで大学や学生の雰囲気もわかるので、受験する大学はもちろんですが、それ以外の大学にも行ってみるのをオススメします。