この糊は水によく溶けます。

台紙からはがしやすい

水に溶けやすいと、解剖や撮影のために台紙から外すのも簡単です。あらかじめ台紙に貼っておいた交尾器などは、観察や撮影のために台紙から外すことが多いので便利です。

台紙から外している記事と動画は「【時短・高耐久】自分用昆虫標本専用のりの特徴「はがしやすい」」。

パーツの接着(修理)に失敗してもやり直ししやすい

標本作成していると跗節や触角が取れて(外れて)しまうことがあります。その時は、パーツを元のように接着すると美しい標本にできますが、昆虫のパーツは小さく修理は難易度が高いので失敗することがあります。水に溶けやすいので、糊を水に濡らせば簡単に外れるようになり、やり直ししやすいです。虫体に糊が残っていても、水で簡単に落とせます。

修理をしている動画はこちら↓(14分)。①飼育して死んだので触角や爪が取れボロボロになり、胸も外れてしまったトカラノコギリクワガタ♂(体長65mm)と、②跗節が外れてしまったチビゴミムシ(体長4.5mm)のパーツを接着しています。

木工用ボンドとの比較

水の溶けやすさを木工用ボンドと比較してみました。水に浸けると、木工用ボンドではすぐに接着力はなくなりますが5分経ってもほとんど解けていません。本商品は、5分も経たずに溶けているので、筆で簡単に落とす(溶かす)ことができます。