10月21日に、兵庫県立人と自然の博物館の研究員であり、兵庫県立大学の講師でもある鈴木武さんのご紹介で、京都府立宮津高校2年生の研究発表会(探究活動中間報告会)に参加させていただきました。

生徒さんの興味や主体性重視のとても興味深い研究が多く、私も刺激をいただきました。

また、今年のコロナの影響も大きかったと思いますが、

泣き言一つ言わずに楽しんで研究されている生徒さんの姿に心を打たれました。

そのような方向性で指導をなさっている先生方のご尽力にも感銘を受けました。

時間の関係で、発表を聞けたのはわずかでしたが、どの生徒さんも活気があり、生き生きと話をしてくれたのが印象的でした。

研究の内容は、オリジナリティがあり、

普段の生活の疑問や、大学で学びたいことに関連する内容、地元の特徴ある取り組みをより良くする工夫など、バラエティに飛んでいました。

このご時世なので新型コロナの研究もありましたね。

コロナの中なので、ビニールシートを挟んでの発表でやりづらいところもあったかと思いますが、気持ちはそんなものを通り抜けて伝わってきました。

1月には採集の発表会もあるそうなので、また参加させていただき、どのくらい完成度が高くなっているのか楽しみですね。

あと、宮津高校のテキストがすごく良かったです。

京都府立宮津高校の探求テキスト

どうやって研究をすすめるのか、どのようにまとめるのか、いったことが、高校生にもわかりやすくまとめられています。

生徒さんにはとにかくこれを何回も読んで、しっかり理解して進めていけば、良い研究ができると思います。