すでに他の新聞やメディア(毎日新聞読売新聞神戸新聞など)が取り上げており、当ブログでも報告(2021年1月5日1月16日2月8日)しているので、ニュースとは言い難くなってきましたが、産経新聞でも外来バッタChondracris roseaについて取り上げられました。

3月27日の18:00ころのランキングでは2位となっていて、まだ注目されているようですね。

今回、学名や和名、英名、中国名、現地での呼び方などについて、わかりやすく説明させていただきました。

ただ、

”インドでは綿を食い荒らすイナゴとして「cotton(コットン) locust(ロカスト)」(綿イナゴ)と呼ばれており”

とありますが、こちらの記事にも書きましたとおり、citrus locustとも呼ばれています。

この記事で注意していただきたいのは、本種はイナゴではなくツチイナゴの仲間です。イナゴとツチイナゴは亜科が違うので、イナゴの仲間ではありません。また、アジアに広く分布するので、インドでの呼び名だけを挙げて、インドからやって来たかのようにミスリードされないようご注意くださいね。